レンジマンとは
◎「レンジマン」はどんな漫画?
レンジマンは、主人公・大塚錬児がときめき戦隊レンジマンに入隊して、遠く離れたレンジ星からの侵略者・メガネスターの部下らと戦うという物語です。錬児らは、結果的にヒロイン・神楽坂風香を守るために戦うのですが、この作品では戦闘がメイン、という訳ではありません。錬児と風香のラブコメ?というかドタバタが面白さのキモだと管理人は思っています。
◎レンジマン用語解説
・レンジマン

レンジ星から来た荻窪博士により設立された、内閣総理大臣直属の秘密部隊がときめき戦隊レンジマンである。
レンジマンの目的は地球外生命体メガネスターと戦うこと。隊員数は多くても5名程度で、主に東京で活動する。日本以外には隊は存在しない。
活動基点は純愛喫茶オギクボ。地下にレンジマンの秘密基地が存在する。
レンジマンは、荻窪博士が開発した変身アクセサリーを身に付け、恋のときめきを力に変えることで変身する。ときめき度合いで体の大きさ、ムキムキ度が変化する。
変身原理上、恋をしていないと変身することができない。ときめき値が低くてレンジマンに変身できない場合、強化スーツと武器によって戦うがレンジマンの戦闘能力には遠く及ばない。
変身する際の掛け声は「トキメキッシュ」。了解は「ラバー」。解散のあいさつは「ラブ&ロマンス」。
・レンジマンの問題点
変身することにより強大なパワーを得るが、戦闘を行うことによりときめきパワーが使い果たされ、恋の熱は冷め、そのときめいた相手の記憶を失くしてしまう。
また、一旦変身すると、手動での変身解除ができない。ある程度のパワーを使い果たすと変身が解除されるが、その際は全裸になる。
後に、改良を加えた変身装置を開発するもまた別の問題が生じた(ときめきレンジ・アクセサリーlimitedの項参照)。
・レンジマンの規則
○恋人ができたら脱退する。
○恋愛報告の義務。
○レンジマンに関する全てのことは一切公言しない。
○隊内恋愛の禁止。
(注意点) 待機中不用意に変身しないこと。
(注意点) メガネスター来襲までときめき値を維持すること。
(特典)純愛喫茶オギクボでの飲食無料(但しコーヒーしか無い)。
(制度)レンジマン変身によって消滅した衣服については補償される。(領収書が必要)
(制度)レンジマンとして戦闘を行い殉死した場合、死亡補償有り。
(制度)一般市民の家屋を破壊した場合、修繕費の一部を負担(給料から差し引かれる)。
・ときめきレンジ・アクセサリーlimited
荻窪博士により新たに改良を加えた変身装置。変身により消費されるときめきパワーを、記憶を無くさない程度にシステム上強制的に抑え込む(リミッター機能)。
その結果、ときめきパワーを使い果たす前に自動的に変身が解ける。従って、変身解除後の記憶喪失も生じない。又、解除による全裸化もしない(その代わり衣服が殆どの場合違うものに変化する)。但し、その代償としてレンジマン能力が格段に低くなり、大幅にパワーダウンする。
緊急時の対応として、レンジマンの第二ボタンを外すとリミッターが解除されるようになっている。
・純愛喫茶オギクボ
東京都M市一条寺の駅から徒歩5分にあるさびれた喫茶店。隣にガツモリ亭(豪快な男の丼が人気の店)がある。オギクボの地下には、ときめき戦隊レンジマンの秘密基地が存在する。
地上の喫茶店は荻窪博士が運営するカモフラージュ施設であり、メニューは多数貼って有る(ステーキセット等)ものの実際に存在するのはコーヒーのみ。後に風香がオギクボの手伝いをするようになってから、彼女の提案で新メニュー(カレーセット500円、サンドイッチセット300円)が導入された(しかしあまり注文されず)。
・ときめき値
人間の恋するパワーを数値に置き換えて表したもの。ときめきスカウターにより測定することが出来る。
ときめき値の単位はtkmk(トキメキ)で、恋をするとプラスの値をとり、失恋するとマイナスとなる。実際の測定値はマイナス17万~プラス20万が観測されている。ときめきの対象は一般的な男女に留まらず、例えば特撮ヒーロー等への恋心であっても有効である。
レンジマンに変身する為に最低限必要なときめき値は作中明記されていないが、少なくとも1500tkmkあれば変身が可能なようである。但し、この状態ではあまり戦闘力は高くなく、メガネスターと戦うにはパワー不足となる。
ちなみにときめき値の例として、
○一般的な思春期男子がお気に入りのアイドルに対して抱くときめき値→約150tkmk
○大塚が納豆を買いに行った、「スーパー食材の嵐」の店員さんにお釣りを渡され、恋に落ちる→8万tkmk
○大塚の失恋直後→-17万tkmk
○千代が奥田に対してときめき→1万tkmk超
・ときめきスカウター
荻窪博士の開発したときめき値測定器。頭に装着して使用する。レンジマン適性のある人間を探すのに用いられる。測定限界は20万tkmkで、それを越えると壊れてしまう。
荻窪博士はこれを使って大塚をスカウトした。使い方は簡単なようで、後に大塚がスカウターを使い、千代を発見。新隊員獲得に成功した。
